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五号機 6CL6SE少しアンプらしく・・・「妙法寺コンサート」に参加して、皆さんすばらしいセンスでアンプをこさえていました。 考えてみればこれまで私が作ってきたものはバラックや改造、リサイクルと、常道を逸した物でした。 配線も汚らしく人様に見せる事は出来ません。そこで少しお金をかけてアンプらしいのを作りたかったのです。 |
宇多さんと同じように6CL6とは縁があります。TVの映像増幅管と言うよりコリンズの送信機のドライバとして有名でした。 中学の頃先輩から6CL6を6本使ったリニアアンプをもらった事もありました。・・・もう時効ですよね・・・・
そんな6CL6を秋葉で安く(400円)買えたので、全てを球で構成した超三V1を作りました。 宇多さんの定数をそのままもらい、電源は外部電源1号で供給する事にしました。

| 名 称 | 6CL6 | |
|---|---|---|
| テーマ | 6BM8以外にチャレンジ・全球 | |
| 主要デバイス | デバイス名称 | 諸データ |
| 初 段 | 6GY6(RCA) | Rs5KVR+47MFD |
| C F | 12AT7(中国) | Rk8.2K |
| 終 段 | 6CL6(東芝His) | Rk1.2K+680MFD |
| 出力トランス | 850二段 | 一次パラ 二次シリーズ |
| S D | 1N4007 | 1KV 1A以上 |
| リニアライザ | 1N4007 | 1KV 1A以上 |
| 電 源 | 外部電源1号 | 330MFD,100Ω,680MFD |
| 電 圧 | 電源電圧 | 270V |
| 終段プレート電圧 | 260V | |
| 終段カソード電圧 | 44V | |
| ヒーター電圧 | 6.3VAC点火 |
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今回使った真空管です。左から東芝6CL6、GE製12AT7、中国製12AT7、RCA製6GY6です。 |
シャーシ内の様子ですきれいにかっこよく優雅に配線したかったんですが、雑誌に紹介される様な配線は私にはできない事がわかりました。 ステレオである以上シンメトリックにしたいし、上から下に信号が抜ける様に最短距離を狙うとこうなっちゃいました。 何だか昔作ったラジオとか送信機に似ちゃうんですよね。でもハムに悩まされることも無く、配線後一発で音が出ました。 でもちょっとロンパリ気味で、二連VRを使って大失敗しました。 |
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出力トランスです今回もTOEIの850円2連です。プレート側パラ接続、SP側シリーズです。1号機でFETを殺してから慎重になりました。 あえて言えばこの部分とヒーターの配線が一番しんどかったです。 このトランスを左右に置き、真中に12AT7、左右に初段と終段が標準的な配置となりました。 従いまして、さいころの五の目の配置が合理的の様で、今後はこのスタイルの継承となる記念すべきアンプとなりました。 また今回から終段カソード電圧を外からチェックできる端子を付けました。でもアース側を忘れてちょっと使いにくいです。 |
初めての全球構成でしたが、全く問題無く完成しました。但し、いくつかの問題が発生しました。
音的には結構繊細な音がします。迫力は6BM8にはかなわないもののまとまりのある音です。この後の6号機が我が家のメインアンプですが、夜間10時以降や女性Vo専用に使っています。 初段を色々差し替えてその違いをチェックしました。この結果からこの結果から超三V1は初段の選択が重要な事がわかりました。
- 2連VRを採用した為、浅い領域で左右がアンバランスになりました。最初は初段を疑ったのですが、犯人はVRでした。2連は使わないほうが良いでしょう。
- 当初密閉ケースに入れたために内部の温度が上がり、終段カソード電圧が不安定になった。カソード抵抗が小さいのも原因の一つで、下カバーを外して両脇を素麺の箱から取った木で目隠ししました。動作は安定しましたがかっこ悪いです。
- 1の問題で初段を疑ったとき、6GY6が周囲に対してデリケートである事がわかりました。そこでシールドケースをかぶせました。
初段球名 特徴・結果 6AU6 国産NEC中古、力が無くおとなしい。 6DK6 国産NEC中古、力はあるがレンジが低く、歪んだ 6CB6 国産東芝中古、良好! 6GY6 メキシコRCA、多少問題あるが良好 初段にLNRを付けました。
初段のプレートにFET(2SK30Ay)のGDを結合させたLNRを取りつけました。またSGにも1N4007のダイオードを取りつけました。
結果は・・・かなり改善されました。あくまでも耳で聞いただけで、具体的なデータにはなりませんが、EL34を作るきっかけになったいくつかの曲をこなせるようになりました。 LNRとかSDに関しては効果の測定方法を先輩方に是非開発して欲しいです。でも・・・びっくりしました!!
※上記記事中「FET(2SK30Ay)のSDを結合させた」を「FET(2SK30Ay)のGDを結合させた」に訂正すると共に図面を訂正しました。初段のカソードに非直線素子 2SK68A の定電流ダイオード用法を含むP/K NFBを加えました。 このNFBはBMの会、岡本氏の発案によるものです。最初、宇多さんの6DS5に使用されているのを、6RP22に応用しました。 このアンプと6RP22をたまたま聴き比べたところ、あまりの違いに急遽導入しました。ところが、FETを2SK68Aに変えたためか 少し薬が効きすぎたようで、ある程度音量を上げるとシャリシャリした感じになったので、片方のトランスの5KΩタップから接続したところ ほぼ良好で、高域がすばらしくなりました。
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